いつもは凄まじく手当り次第に草木を食べ尽くしてしまうヤギたちも、この時期だけは敷地内で食物争奪戦が起きます。
戦いは昨年末貰われてきた優二♂と、もともとのすみかとしていたウメ♂。この勝負は10ヶ月の若い優二が優勢です。
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いつもは凄まじく手当り次第に草木を食べ尽くしてしまうヤギたちも、この時期だけは敷地内で食物争奪戦が起きます。
戦いは昨年末貰われてきた優二♂と、もともとのすみかとしていたウメ♂。この勝負は10ヶ月の若い優二が優勢です。
8年前の冬、軽のバンに乗ったおじさんが何かを捨てて去りました。車道脇のガードレールの下にごみを捨てられた!と確認に向かうと同時にそのごみ袋はすぐ横の大きな排水溝に落ちました。面倒くさいなあ!と深い溝に降りてみると、その袋が動いたのです!ギョっとして恐々開けてみると袋の底から可愛い子犬の顔がありました。しばらくの間は誰か飼ってくれる人いないかと探していましたがみつかりません。そのうちに情が移り、名前も熊吉(クマキチ)通称クマと名付けうちの家族になりました。クマは”仔牛用飼料”と書かれたお米の袋のような紙製の袋に入れられて紐で袋の口を縛られ捨てられていた子です。そんな残酷な捨て方をする人もいるものです。
あれから、クマはうちの家族の一員として、そしてチロの日記の守衛室で日夜働く賢いわんこです。誰かが来られると吠えて知らせるセンサー犬です。チロの日記に来られた方は、あの子のことだな。とわかると思います。チロのスタッフとして働くセンサー犬のクマをよろしくお願いいたします。
白髪の老夫婦がミニチュアダックスの福ちゃんを亡くされて火葬に連れてこられました。遺骨は欲しいけど私たちももう、いつとも分からない年です。だから遺骨を連れて帰っても私たちがいなくなった時には福ちゃんの遺骨はきっと捨てられてしまうから要らないとお爺さんが言いました。
でも、お婆さんはずっと泣いていました。何も話さず泣いて動けないほど悲しまれていたので、小指ほどの小さな遺骨カプセル(2,000円)に小さな骨を入れて連れて帰ることをお勧めしました。
すると、お婆さんは「ありがとう」「それなら、これからもずっと一緒に居られる。」と小さな声で納得されたように火葬後は福ちゃんのキバと指先の骨を収めた遺骨カプセルと共に帰って行かれました。
私たち飼い主の寿命とペットの寿命は考えるべき問題の一つでもあります。でも福ちゃんのパパとママのように老いてしまってからのペットの供養についても考えさせられました。