人のお葬式において、人々が集まる理由として「地縁」、「血縁」、「職縁」の3つが挙げられます。これらはそれぞれ、故人とのつながりを示しています。
- 地縁(ちえん):
- 地域のつながりです。故人が住んでいた地域や町内会の人々が参列します。地元の友人や隣人のコミュニティです。
- 血縁(けつえん):
- 家族や親戚などの血のつながりを持つ人々です。近親者や遠縁の親戚も含まれます。家族関係は葬儀において最も重要なつながりとされます。
- 職縁(しょくえん):
- 職場のつながりです。故人が働いていた会社の同僚や上司、部下が参列します。また、故人が所属していた業界や職業団体の関係者もこのカテゴリーです。
これらのつながりに基づいて、多くの人々が故人を偲び、最後の別れを告げるために集まるのが通例です。各々が故人との関係を持ち寄ることで、葬儀は単なる別れの儀式ではなく、故人の人生を振り返り、その存在を確認し合う場となります。
昨今では家族葬と銘打って血縁のみでの集まりが主となる小規模化が主流となりました。
先日、亡くなったワンコちゃんの腹ちがい(母親ちがい)の兄弟たちがそれぞれの御主人様に連れられてご参集されました。ワンコちゃん4匹(亡くなった子含)と人8人。人の「家族葬」も辟易です。
※チロの日記では、式場へ生きているワンコは入室禁止です。それでも同伴されたい方には抱っこしていただくかオムツを付けていただくことにしています。どんな賢いワンコでも仲間の匂いを嗅ぐとマーキングをしてしまいますので。