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捨てられ子犬の熊吉(写真は昨日産まれた熊吉の息子)

8年前の冬、軽のバンに乗ったおじさんが何かを捨てて去りました。車道脇のガードレールの下にごみを捨てられた!と確認に向かうと同時にそのごみ袋はすぐ横の大きな排水溝に落ちました。面倒くさいなあ!と深い溝に降りてみると、その袋が動いたのです!ギョっとして恐々開けてみると袋の底から可愛い子犬の顔がありました。しばらくの間は誰か飼ってくれる人いないかと探していましたがみつかりません。そのうちに情が移り、名前も熊吉(クマキチ)通称クマと名付けうちの家族になりました。クマは”仔牛用飼料”と書かれたお米の袋のような紙製の袋に入れられて紐で袋の口を縛られ捨てられていた子です。そんな残酷な捨て方をする人もいるものです。

あれから、クマはうちの家族の一員として、そしてチロの日記の守衛室で日夜働く賢いわんこです。誰かが来られると吠えて知らせるセンサー犬です。チロの日記に来られた方は、あの子のことだな。とわかると思います。チロのスタッフとして働くセンサー犬のクマをよろしくお願いいたします。