心がこもったペット葬儀 家族のように送ってあげたい

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記事一覧

チロの日記⑬

2013/12/21

12月18日 雄猫18才A君 神戸からお母さんと来てくれました。
晩年は透析も受けて頑張ったそうです。息子も同然のA君との18年間の締めくくりを見せて頂きました。

チロとの出会い

2013/12/09

オイルショック後の好景気時代、金属加工工場を営む両親の元に生まれた私は、這い回るように育ってくると工場の階段の下に飼い犬のスピッツと一緒に繋がれていたらしい。ベビーシッターを任されたスピッツの名はメリー。後にそのメリーが産んだ子供がチロなのだが、とにかくこの母犬のベビーシッター振りには人間も脱帽であった。その時代の頃のおむつは外れやすく、腰につないだ紐も小さなお尻からスルリと抜けてしまい、春先の開け放された工場の入り口の先、当時流行の三輪自動車等々が往来する道路へと這い出していく。そんな時このベビーシッターは右手で地面を叩きながら吠え、母に危険を訴えた。おやつの時は自分のビスケットを早々食べ終わると、私のよだれと共に手先からつたい落ちるビスケットの粉をなめた。ビスケットを取ると私が自動的に泣くので、母に叱られるからである。昼寝の時は枕になり、重くても私が起きると面倒なのか動かずに耐えた。

チロの日記⑫

2013/12/06

12月6日 ダックスのG君と11年間を姉弟のように共に過ごした14才のお姉さん。今日は学校を休んで最後のお別れをしました。涙を拭いて私の方に向き直り「よろしくお願いします。」と、小さな妹を抱いたお母さんの代わりに頭を下げてくれました。収骨の時には家族を代表するかのようにたくさんG君のお骨を拾いました。小さな妹が生まれるまで姉弟の代わりで居てくれたG君だったそうです。明日からまた部活を頑張るのかな?G君もきっとお姉さんの笑顔が大好きだったはず。お姉さんの笑顔を見届けた後、G君は天国への旅立ちに出発するのだと感じました。

チロの日記⑪

2013/12/05

12月5日 数日前のこと。トイプードルのお子様が他の大きな犬に咬み殺された事件があった。あまりにも衝撃的ですぐには書けなかった。同じ種類の動物同士なのに・・・。最後のお別れは天寿を全うする如く長生きされたペットちゃんとの別れより辛く悲しく重々しいものだった。心よりご冥福をお祈りいたします。

チロの日記⑩

2013/12/04

12月4日 洲本から11年間をご主人と共に暮らしたUちゃんダックスの女の子だった。Uちゃんはご主人のお家で生まれ育ち、Uちゃんを産んだ母犬より早い旅立ちだったそうだ。私事、「親よりも先に死ぬ事ほど親不孝なことはない」と母に言い聞かされた育ったものだったが、そういえば長男が小学生の頃、喘息で入院し「今夜が山です。添い寝をしてあげて下さい。」と医者に告げられた時は、なんとも表現し難い重苦しさに押しつぶされそうになりながら唯々神に祈っていたのを覚えている。神様が願いを聞いて下さったのか、長男はその後回復した。当時を思い出す度に神に感謝の気持ちでいっぱいになる。Uちゃんの母犬は今どんな気持ちなのだろう。ご主人と共に帰宅したUちゃんの遺骨が分かったりしたのだろうか。同じ子を持つ母として、残された親の悲嘆に寄り添う気持ちでいっぱいだ。