心がこもったペット葬儀 家族のように送ってあげたい

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25才生きた猫

2023/10/26

一般に犬や猫は人の7倍の速度で年をとる、といわれています。10年で70才、15年生きると100才ということになりますね。でも話はそう単純でもなく、ペットのお葬式仕事を10年もしていると25才の猫ちゃんを連れてこられた方がありました。175才!?

さらに24才の猫ちゃんたちも4匹いました!中には透析を続けながら大往生した猫ちゃんもいました。ペットちゃんたちに戸籍謄本はありませんが大事にしていたご主人さまたちが年齢を偽ることもないだろうし、これはきっと動物の世界にも起こったおてんとう様の思し召しなんでしょうね。

 

 

命を削って

2023/10/11

 

チロの日記へくる子は、寿命を全うした子、事故や病気で亡くなった子など様々ですが、考えれば寿命はその子その子の生きる時間でした。

先日、息子がお嫁さんと2歳と4歳の子を連れて来ました。

「子供達はいつもママ、ママで俺のことは遊んでほしいけど怖いらしい。こんなに大事にしてるのになんで?」と、ぼやいたので思わず、「それは、子育てに割いてる時間の差かな。時間=寿命。命を削って子育てに奮闘してきてるママは凄い!家を離れて仕事に命を削っているパパはママには勝てないよ。」

そういうと息子は納得してましたが、そのあと、チロのことを思い出したのか「チロは子犬の時から17年間、命を削って傍にいてくれてた。本当に感無量やわ。」と泣いていました。

チロと一緒に暮らした年月はいつ思い出しても可愛くて温かくて、心の奥にきらめく宝物です。毎日の散歩に費やした時間さえ微笑ましく尊いと思いました。

 

霊園の保護猫マムシに噛まれる

2023/09/05

夏の宵の出来事。育波の野良猫が産んだ子猫を保護して一年余り、マコと名付けた元気でやんちゃな仔猫がほんの20分ほど外出してきたかと思うと猫ドアから飛んで帰ってきて目から血を流し、血を吐き、下血して痛みに耐えてうずくまっていました。マムシに目をやられたようです。実は今年2回目で前回は眉間を噛まれアバターのように鼻を高く腫らしてうずくまっていたのですが、その時は一日で治まったということがあって約1か月たち、今度は重症でした。朝方には死に場所を探して外に出てコンテナ・ハウスの下に隠れているのをみつけました。

「死ぬのなら家で死になさい。」と家で保護。もちろん猫ドアは全てロック。水も飲めないのになぜかチュールは食べれました。少しずつ形のある食べ物がのどを通るようになってお水も飲めるようになり、回復傾向を実感。出入りが不自由になり他の猫には迷惑でしたが1週間薄暗い状態にして目と体の回復を家族みんなで願いました。

なんとか歩けるようになったものの、噛まれた左目は白濁し距離感を失いベッドから降りるのもつまづきます。でも命が助かってよかった。片目の視力を失っただけで良かった。

観音堂に祀っている生まれつき目が悪かった猫のムサシに祈ります。「守ってあげて」と。

ムサシのように目から感染症になりませんように。と祈って目薬を続けるうちに白濁度が薄くなってきました。夜に光らなくなっていた悪い方の目が光りだしたのです。

少しでも見えるようになったらいい。と多くを望まず、目薬点眼は私の日課となりました。

自然のなかの自由と引き換えに危険もいっぱいのチロの日記周辺です、マムシ退治は冬まで待つべきと言われました。敵は絶対打たなくては!仕返しは冬に行います!

傷を舐めて癒やすタマ。

令和五年(2023)8月6日今年のお盆の合同供養祭

2023/08/16

8月の第一日曜日、

今年は暑いのであまり来られないだろうと思っておりましたが初盆以外の方も参加して頂き、約100人ほどの方々が供養に訪れました。式場の提灯は今年初盆の子たちのものです。ペットちゃんの名前と飼い主さんの名前を読みあげての読経で供養をしていただきました。

お寺さんのお話はとても心に響きました。

「仏教では、何回か生まれ変わるとされておりますが、飼われていた動物たちとの縁も深く、現生での縁は前世との縁からの繋がりがあり、また現生の縁は来生へと繋がっていくのです。」とのお話を頂いたとき、感動で胸があふれそうになりました。

今年初盆を迎えた子達は303匹。

みんな大切に大切にされてきた子達です。

飼い主さんの供養の気持ちがこの子達に届きますように。

303個の提灯の下、穏やかに暖かく今もずっとずっと亡くしたペット達を愛しているご家族の想いが溢れる供養祭でした。

チロの日記は山の中腹

2023/08/03

高速・北淡インターを出て車で山に向かって4分‥40km/時でチロの日記に着きます。

夜は高砂の夜景がきれいに見えるのですが、今までは真っ暗でした。亡くなったペットちゃんたちの慰めになればと最近になって日没から日付が変わるまでイルミネーションを灯すことにしました。

神戸のルミナリエに対抗して“プチナリエ”と名付けました。