心がこもったペット葬儀 家族のように送ってあげたい

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今日のペットちゃんは沼島(ぬしま)から

お見送りは4人で見えられました。

‥沼島は、南あわじ市の下にあって兵庫県では最南端の島です。南側は太平洋に。 

最近、海が見える高台ということが拡散して永代供養をされる神戸の方が増えてきました。

 

納骨堂を拡張中

お盆に合わせていまある納骨堂のとなりに新しくスペースを作っています。

現在の納骨堂はここの店主が日曜大工で造ったのですが、今回はあれから9年が経ち病弱で自信がないということで施工は本職の大工さんです。

世界的に資材価格が上がって大変な時期なのですが、そういってたらいつまでもできないのでいましています。また、以前は人間の葬儀会社事務所が同敷地にあったのですが、インター近くのホールに移転しました。現在は社員と同数以上の犬や猫、ヤギ、ミニチュアホースがいます。外観も柵と塀ができて動物園ふうで皆さんを無言で(または鳴き声で)お迎えしています。

 

犬の十戒

数年前に癌を宣告されて人間の癌に効く高価なお薬をご主人に飲ませてもらって
18歳まで生き永らえたワンちゃんの葬儀の時にご紹介いただきました。
これで何度か涙されたそうです。

犬の十戒

私の寿命は、10年。長ければ15年。
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。

あなたが私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで
少し時間をください。

私を信頼して下さい……それが何より嬉しいのです。

私のことをずっと叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど
私には….あなたしかいないのです。

時には私に話しかけて下さい。
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、
あなたの声を聞けば、私に何を言ってくれているのか、分かるのです。

私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

私を叩く前に思い出して下さい。
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、
決してあなたを噛まないようにしているということを。

言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前に
そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか
太陽が照りつけている中に、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。
私が年老いても、どうか世話をして下さい。
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。

最期のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とか
そんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、
私は、どんなことも安らかに受け入れます。

そして、どうぞ忘れないで。
私がいつまでも
あなたを愛していることを。

作者不詳
(訳:ソマリ+ism【Somalism】りんぽぽ&しゃおらん)

双子のワンちゃん

 2年前に亡くなった柴系のCちゃんと先日亡くなったGちゃんは双子で、生前はライバルだったそうです。
2匹は、とあるお寺で飼われて生涯を終えました。お互いにヤキモチを妬くので、何から何まで同じように接してこられたようです。
最期は観音堂の納骨堂に同じ犬型の骨壷に入って並べて納骨されています。この犬型骨壷は尻尾と耳がついていて
まるで2匹が並んで座っているように見えます。ご主人がお参りに来られる時をじっと座って待っているように見え
2匹の離れていた2年の歳月も、これでリセットされたような清々しさを覚えた納骨でした。

ペットの名前

 幼少のころから、人が見えないものや聞こえないものが私にだけ伝わってくるということがありました。
人に言うと変に思われるといけないので、殆どは黙っているのですが、今までペットは沢山飼ってきましたが今回、本当に気付かされましたので犬達の思いを伝えたいと、このブログに記します。
 
昨日、トイプードル7才のワンちゃんを火葬担当していた時にメッセージが伝わってきました。火葬中ぼんやりと床を箒で掃いていると
声ではなく、思いが伝わって来ました。こんな感じでした。
「あのね、家の人ってわたしに話しかける時、『もあ』って言ってから喋るんだよ。『もあ』って家の人が言うのが好きなんだ。」
え?もしかしたら、今火葬しているワンちゃんの名前?多分そうだった。もしかしたら、自分の名前って知らなかったんだ!!
直後に確認すると、やはり火葬しているのは もあちゃんって名前の子でした。

今まで飼ってた子も、今飼ってる子も、自分の名前と認識しないで語りかける時の合図みたいに聞いていたのかもしれない。
でも、名前を呼ばれるのが好きだったんだね。今飼っている子達にはもちろん、これからは亡くなって祀っている子達の名前もお参りの時には呼んであげよう。そう気付かされました。もあちゃんの家の人にその場で伝えられなくてごめんなさい。

私達人間はこの社会の中で人には名前があるということを学習していますが、ペットたちには、そんなこと分かる必要もなく、ただただ家の人が発する号令のような合図のような感覚で聞いていたのでしょう。注意を喚起する時の呼びかけとして。だけど、大好きな響きのようです。